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250322どいかや絵本原画展

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どかや絵本原画展

~デビュー30年目を迎えて~

会期:2025年3月22日(土)~6月30日(月)

作家在廊 3月30日(日)14:00頃から約1時間

 自然豊かな山間に暮らし、窓から緑あふれる景色が広がるアトリエで数多くの絵本を制作してきたどいかやさん。来る2026年には絵本作家デビュー30年の記念の年を迎えます。
 

 大学生の頃、初めて絵本制作を体験したどいさんは、その後、絵本のワークショップに参加し、1作目となる絵本『チップとチョコのおでかけ』を1996年に出版します。小犬のきょうだい、チップとチョコの日常が描かれている絵本は、幼いふたりの無邪気で純粋な行動と、それを見守るお母さんの優しさ、愛情が感じられる、見る人が思わずほほえんでしまうようなかわいらしい物語です。
 

 2003年には現在、9タイトルが出版されている人気シリーズの第1作目となる『チリとチリリ』が出版されました。主人公のチリとチリリが自転車に乗って出かけ、そこで出会う不思議な世界や、すてきな体験が、鉛筆と色鉛筆のやさしい筆致で描かれています。物語に登場する場所やお店、おいしそうな食べ物の数々が絵本の世界を形作り、読者を引きつける魅力となっています。
 

 『アイヌのむかしばなし ひまなこなべ』(文・萱野茂)は、アイヌに伝わるカムイ(神様)の昔話を題材にした絵本。取材を重ね、資料をひもとき、アイヌの暮らしや伝統的な文様が丹念に描かれた絵本は、産経児童出版文化賞「産経新聞社賞」を受賞しました。
 

 本展では21の絵本から約60点の原画と、試作本やラフスケッチ、画材などの資料を展示します。自然や生き物へのあたたかな想いにあふれた作品の数々をどうぞご覧ください。


■どい かや

絵本作家。1969年、東京都生まれ。東京造形大学デザイン学科卒。主な作品に「チリとチリリ」シーズ(アリス館)、「チップとチョコ」シリーズ(文溪堂)、『パンちゃんのおさんぽ』(BL出版)、「トラリーヌ」シリーズ(偕成社)、『かえるのピータン』(ブロンズ新社)など多数。『アイヌのむかしばなし ひまなこなべ』(あすなろ書房)で産経児童出版文化賞「産経新聞社賞」受賞。千葉の森に、夫とネコとともに暮らしている。

■展覧作品(50音順)

『アイヌのむかしばなし ひまなこなべ』

『いたずらコヨーテ キュウ』

『うさぎのルーピースー』

『おはなのすきなトラリーヌ』

『かえるのピータン』

『カロンとコロン はる なつ あき ふゆ 4つのおはなし』

『チップとチョコのおつかい』

『チップとチョコのおでかけ』

『チリとチリリ』

『チリとチリリ あめのひのおはなし』

『チリとチリリ うみのおはなし』

『チリとチリリ ちかのおはなし』

『チリとチリリ はらっぱのおはなし』

『チリとチリリ まちのおはなし』

『チリとチリリ ゆきのひのおはなし』

『チリとチリリ よるのおはなし』

『手ぶくろを買いに』

『トラリーヌとあおむしさん』

『ナナカラやまものがたり』

『ハーニャの庭で』

『パンちゃんのおさんぽ』

 

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