5人の画家が描く珠玉の物語
世界のむかしばなし絵本原画展
2020年3月20日[金]~8月31日[月] ※終了
■5人の画家が描く、イマジネーションと個性あふれる珠玉の物語
2018年1月に刊行が始まった「世界のむかしばなし絵本シリーズ」は、各国に伝わるむかしばなしを題材にした絵本のシリーズです。スウェーデン、ロシア、スペイン、ブルガリア、スコットランド――、それぞれの国に造詣の深い著者と、自由なイマジネーションをもってオリジナリティあふれる物語を描き出す画家とのコラボレーションは、読者に鮮明な印象を与え、その作品は多くを魅了してやみません。
本展では、シリーズの第1期を飾る5人の画家が描く5つの絵本から、およそ50点の原画を展覧します。また、ラフ・スケッチや習作、画材など、制作の課程を垣間見ることができる資料もあわせてご紹介します。それぞれに個性あふれる、5人の画家による珠玉の作品を一堂に味わうことのできる展覧会にぜひお越しください。
平澤朋子 Hirasawa Tomoko
東京生まれ。武蔵野美術大学卒業後、児童書の装画・挿絵を中心に、イラストレーターとして幅広く活動。
大畑いくの Ohata Ikuno
神奈川生まれ。アメリカのウェスタンワイオミングコミュニティカレッジにて油絵を学ぶ。絵本や挿絵、個展での絵画制作を中心に活動。
ささめやゆき Sasameya Yuki
東京生まれ。パリやニューヨークで絵を学び、帰国後、版画家として活動する一方、数多くの挿画、絵本などを手がける。
さかたきよこ Sakata Kiyoko
広島生まれ。多摩美術大学立体デザイン科卒業。版画家・画家。ボローニャ国際絵本原画展等、海外展で数多く入選。
さとうゆうすけ Sato Yusuke
幼少期より絵が好きで、2006年より雑誌MOEへの投稿をはじめ、2008年に初個展を開催。繊細で美しい画風が注目を集める。